「グアテマラの弟」片桐はいり著・幻冬舎文庫カラフルなグアテマラの織物と。
「グアテマラの弟」は女優の片桐はいりさんが書かれた文庫本です。タイトルにあるように、片桐さんの弟さんはグアテマラの古都アンティグアにお住まいで、弟さんを訪ねた際のエッセイです。ちなみにアンティグアは世界遺産に登録されており、碁盤状に区画された街並みは日本の京都を彷彿とさせる美しい所です。この時計台が有名です↓
こちらの弟さんはグアテマラ人女性と結婚されお子さんもおり、アンティグアでスペイン語の語学学校を運営されています。滞在歴は20年を超えるとか。そんな弟一家との日常を片桐はいりさんの視点で書かれたエッセイ、面白いです。何が面白いって「ありのままのグアテマラ」が描かれているんです。旅行の際にお土産としてフライドチキン(pollo campero)を持っていくとか、トイレに紙を流すとすぐ詰まるとか、路上で絡んでくる酔っ払いとか。
200日間グアテマラに滞在した僕ですが、読みながら「これ分かる~!笑」を連発しました。グアテマラにご興味ある方はまずこちらの本をお手に取ってみてはいかがでしょうか。