フリースタイルフットボーラー&トリリンガルカメラマンmasatoのブログ@中南米放浪中

英語・スペイン語・日本語の3ヶ国語でフリースタイルフットボールを教えられる世界で唯一の男です。プロフィール写真撮影もしています。

「サッカーは両足で蹴れた方が良いですか?」という問いに対する僕の答え




「お子さんの好きにさせてあげて下さい、ぶっちゃけ趣味の問題なので。そもそも親御さんが介入するようなことではありませんよ(失笑)」

 

 


僕は以前サッカーのコーチをしていた経験があります。僕が両足でボールを蹴れたからか、定期的に聞かれる質問でした。不思議な事に子供から問われたことは無くて、必ず保護者の方から聞かれる質問でした。日本サッカーの闇を垣間見る良い機会でした。いや、サッカーに留まらず日本教育の闇と言い換えた方が良いかも知れません。利き足と逆の足(以後「逆足」とする)問題について考えてみます。



逆足でも最低限出来て欲しい基準は確かにあります。ただ、その基準をクリアしたらもうどうでもいいんです。趣味の世界です。僕は小学生の頃に利き足である右足を痛めた時期があり、そこで左足のキックや使い方を学びました。当時好きだった小野伸二が両足で蹴れる姿への憧れもありました。ね、趣味の世界でしょ?だって中村俊輔が好きなら利き足の練習ばっかりしていただろうし。



両足を使えるけどそこそこのレベルの選手と、逆足は玩具だけど利き足でのプレーなら誰にも負けない選手のどちらが魅力的でしょうか。誰にも負けない利き足があれば逆足でのプレーは不要です。左足で蹴らないと敵にボールを奪われてしまうように思える場面でも、右足のアウトサイドキックやラボーナが出来れば何も問題ありません。学校の科目でもそうだけど、苦手な物はシカトして得意な物をドンドン伸ばす時代です。全てをそつなく平均点でこなす存在では生き残れません。



そもそも、サッカーをしているのは親御さんではなく子供なんです。その子が必要性を感じれば逆足を練習するだろうし、利き足一本で勝負したいならそれでいいじゃないですか。サッカーを好きでやってるんだから自由にさせてやって下さい。息苦しすぎて子供は窒息寸前ですよ?個性を潰すとはこういう事を言うんだな~と実感しました。親に言われたから逆足の練習をする子供は、たぶんサッカーを学校の科目や習い事の様に感じ始め、好きだったはずのサッカーを嫌いになるでしょう。



両足を使えるようになる事が目的では決してありません。そんな些細な事は本当にどうでもいい。少なくとも小学生であれば子供が楽しくボールを蹴っていればいいじゃないですか、プロになる選手なんか一握りなんだし。なんて事を考えさせられた質問でした。