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フリースタイルフットボーラー&トリリンガルカメラマンmasatoのブログ@グアテマラ滞在中

世界で唯一英語・スペイン語・日本語の3ヶ国語でフリースタイルフットボールを教えられる男です。プロフィール写真撮影もしています。

シェラの新年のお祭り「プロセシオン」を写真レポーグアテマラ通信

2017年は生まれて初めて海外で年を越しました。日本から15時間遅れでグアテマラにて迎える新年は一生忘れられない思い出になりました。1月1日の夕方、街の中心地にて遭遇したお祭りの様子を写真でお伝えします。
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この日は午後から撮影に専念しており、子供たちの微笑ましい様子を収め満足して帰宅しようとしたところ、何やら得体の知れない衣装を纏った集団に出会いました。カメラマンたるもの、この機会は逃せません。肌寒い気温でしたが気が付いたら興奮してシャッターを切っていました。



時系列に沿ってご説明しますと、日が沈みかかる時間にへスス(キリスト)の巨大な御神輿(と言って良いのか分かりませんが)が爆竹&花火の爆音と共に教会から現れました。f:id:masafreestyle:20170105101000j:plain

この時点では「相変わらずスゲー音と煙だな。ウルセーしクセーよ」程度にしか思っていませんでした。しかし、帰り際にこのド派手な集団を目にした瞬間スイッチが入りました。f:id:masafreestyle:20170105101343j:plain


帰宅後お母さんに聞いたところ、マヤ文明由来の動物を模した衣装のconvite(コンビーテ)というものだそうです。マラカスを手にしているのがお分かり頂けるでしょうか。3,4人で1集団(コンビーテ)を形成し、無数の集団が踊りながら行進をしていきます。
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コンビーテの集団が行進する道の左側には民族衣装を纏った女性・右側にはスーツ姿の男性が明かりを持って立っています。公園の周囲に沿ってできたこの道を御神輿がぐるっと一周します。f:id:masafreestyle:20170105102741j:plain

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御神輿の右側はスーツ姿の男性・左側は民族衣装を纏った女性が担ぎます。行進する道と同じ配置ですね。総勢80名程で担ぎます。f:id:masafreestyle:20170105103403j:plain

御神輿の後ろでは吹奏楽団が演奏をします。f:id:masafreestyle:20170105103651j:plain

見物客には小さな花火が配布されます。f:id:masafreestyle:20170105103837j:plain
火を見つめ何を思うのでしょうか。f:id:masafreestyle:20170105103928j:plain僕は「美女どこや!」と思っていました。f:id:masafreestyle:20170105104057j:plain
もののけ姫のシシガミを連想させます。

行進中は至る所で花火をします。f:id:masafreestyle:20170105104247j:plain

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グアテマラ人はね、花火の後片付けをしないんですよ。クリスマス後や新年は、道が花火の残骸だらけになります。f:id:masafreestyle:20170105104545j:plain



マヤの伝統を引き継ぐ人達が、キリストの御神輿を担ぎ新年をお祝いする姿は不思議な光景に見えました。肌の色・民族・宗教、グアテマラでは様々な人・文化が入り混じり共存しているように見えます。多様性を尊重しようとする制度が、少なくとも表向きには存在しています。
現在、世界中でテロや残酷な事件が多発しています。多様性を理解し、互いを尊重する気持ちが平和への第一歩ではないか、そんな事を考えたグアテマラでの2017年1月1日でした。