フリースタイルフットボーラー&トリリンガルカメラマンmasatoのブログ@中南米放浪中

英語・スペイン語・日本語の3ヶ国語でフリースタイルフットボールを教えられる世界で唯一の男です。プロフィール写真撮影もしています。

「忙しいのか?」そんな些細な一言に救われる時がある

そんな言葉を貰っても僕のそれこそ山のように膨大な仕事量は一切減る訳ではなかった。その人に手伝って貰える訳でもなかった。しかし、「忙しいのか?」という10文字にも満たない言葉に心から震え励まされた経験が僕にはある。



人間、追い込まれると「別に大丈夫っすよ」という口先の誤魔化しでは利かない焦燥感が如実に現れてしまうようだ。
刻一刻と迫る納期・急遽舞い込むとトラブルへの対応・さあ取り掛かろうとした瞬間に集中力を根こそぎ奪い去る電話(大抵死ぬほどくだらない)・昼休憩を削って取り組んでも中々進まない・出席を余儀なくされる生産性皆無の会議・うわぁもう定時かよ・残業残業・計画とズレまくる進捗具合・見たくないけど嫌でも気にしてしまう時計・もう真夜中・残業残業残業・目は真っ赤に充血、というより血走ってる・納期という名の魔物が追いかけてくる…



余裕のないそんな時に、普段から仲良くしてるおっちゃんが「忙しいのか?」と声を掛けてくれた。僕の顔・表情が相当まずかったらしい、追い詰められているように見えたそうだ。(実際追い詰められていた) いかに僕が参っているかのか話を聞いてくれたし、缶コーヒーまで奢ってくれた。相手は現場のおっちゃんだ、僕を導いてくれる訳でもないし解決策を授けてくれる事もない。
しかし、この親父の存在がただただ有難かった。



亡くなられた電通の新人女性社員に、僕にとってのおっちゃんのような存在がいたら、と考えてしまう。人間はとても弱い。いとも簡単に追い詰められてしまう。しかしそれと同時に強さも兼ね備えている。10文字にも満たない言葉で奮起できてしまうから。
だからあなたの大切な人が少し辛そうだったら、たった一言声を掛けてあげて欲しい。立派なアドバイスなんかじゃなくていい。「大丈夫か?」「辛そうだな」「顔色悪いぞ」「無理すんなよ」「エロ本やろうか?」等、本当に些細な声掛けでいい。おふざけでもいい。大変な時、普段から信頼関係を築いている人から気に掛けてもらっていると思えるだけで楽になる。