フリースタイルフットボーラー&トリリンガルカメラマンmasatoのブログ@グアテマラ滞在中

英語・スペイン語・日本語の3ヶ国語でフリースタイルフットボールを教えられる世界で唯一の男です。プロフィール写真撮影もしています。

残業時間が減らない理由をダイエットに例えて説明する

「1年間のダイエット期間中、甘い物を食べてはいけません。ただし、我慢出来ない場合は1ヶ月に1個のケーキまで許可します。更に、どうしても我慢出来ない場合には特別にケーキを2個食べてよい月を6回定めます」


このルールだと年間最大で18個もケーキを食べる事が可能になる。これではダイエットなど成功するハズがない。「ただし~」以降が36 (さぶろく)協定(労働基準法第36条)、「更に~」以降が36協定の特別条項に当たる。
ではダイエットを成功させるにはどうしたら良いか。「ただし~」以降を削除し、「甘いものを食べてはいけない」とだけ定めたルールにすればいいのだ。こんなのバカでも分かる。



あまり知られていないが、残業というのは本来禁止された労働だ。管轄の労働基準監督署に届け出をする事で初めて残業が可能となる。更に特別条項によって残業時間の上限を引き延ばす事が出来る。この特別条項というのがくせ者、というか諸悪の根源だ。これによって二重の基準が生じているのだ。そりゃ上限ギリギリまでやるわ。



特別条項なんか設けてるから残業時間が減らないんだ。こんなバカでも分かる事が国・企業・人事は分からないらしい。企業が本気で残業減らしたいなら、そもそも36協定を締結しなければいい。そうすれば1年間は残業出来ないからだ。もしもの時は上限を引き延ばせるという誤った前提で考えるから根本的に解決しないんだ。口先だけ「長時間労働は悪だ」と言ってるくせに、本気で取り組む気がないお前らは偽善者なんだ。もしくは仕組みを正しく理解してない馬鹿野郎だな。
(ほとんどの人は残業なんぞ一切したくないのだが、収入を増やしたいが為に残業したい・夜勤したい人がたまにいる。そういう人は副業して下さい。そういう時代です)



「残業しないなんて有り得ない!」という言い訳が聞こえてくる。そんな無能な経営者、古臭い役員、頭でっかちな管理職、臆病な人事部、馬鹿な労働組合にこの言葉を送ろう。「出来ない理由を探すより、出来る方法を考えてくれないか」